株式会社東洋のシステム開発は、無駄のない仕様をはじめ、簡単な入力画面や検索機能が人気です。
システムソリューションのメンバーがその素晴らしい機能をひとつずつ紹介いたします。
今回も、弊社で開発しております販売管理システムQuestPlusのGUIを構築しているAPIであるJavaFXの仕様の一部を紹介させて頂きます。
今回の紹介は、GUI(その1)で説明した区画(Pane)の例です。
幾らかが用意されており、簡単に画面を作れるようになっています。
ただ、QuestPlusでは、フレーム(画面の枠組み)を用意してその枠組みの中で様々な需要に応じて作成できるようにしているので、基本的にはこれらの区画を使わず、座標を指定する形で画面を作成しています。
H BoxとV Boxは、横並べの箱と縦並べの箱です。(Hは、horizontal(水平方向)の略で、Vは、vertical(垂直方向)の略です。)
区画は入れ子にできます。例えば、H Boxのそれぞれの中にV Boxを入れれば、Tileと見掛け上は変わらないものが作れます。
座標は、それぞれの区画からの相対座標となるので、作り方によっては作り易くなります。
そういった様々な作り方が異なる為、最良の区画を選ぶことが重要です。
一例として、Tile区画の例を表示しました。
Tile区画は、Tile(化粧煉瓦)だけでは意味不明ですが、浴室などで化粧煉瓦を並べて設置したりすることがありますが、そういう規則正しく並べるという意味合いで使われる区画です。
上記の画像は、JavaFXの公式サンプル(Ensemble.jar)として公開されているものです。
以上、QuestPlusのGUI(その11)の紹介でした。
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