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知っているようで知らない!?インターネットワークの仕組みとは

今回のブログでは、多くの人が使用しているインターネット(インターネットワーク)の簡単な仕組みを説明します。

アメリカ合衆国の国防総省が、通信設備に被害を受けても通信が途切れないという仕組みを研究し、その目的を実現する為にできたネットワークを基にしています。
大きな特徴は、通信回線が切断されても他の回線を通って通信し、なるべく切れることがないような仕組みであることです。
その為、網の目のように回線を張り巡らし、回線を選択してデータを流す装置が、回線が切れている場合は、別の切れていない回線に流します。

当初、コンピューターしか繋がっていなかったインターネットも、iモード以来携帯可能な電話機器でも繋がり、現状では最大の端末となっています。
これにより、世界中で多くの人が使用する状況になりました。

電話からのインターネットの使用方法は、先ずは電話会社の電話回線網があり、それと繋いだインターネットへの出入口を電話会社が用意し、その出入口を使って電話端末からインターネットを使用できます。
こちらは、電話回線網とインターネットへの出入口の両方が保全されないと、電話端末からインターネットを使えません。

ただ、現状、インターネットでは主としてTCP/IPが使われており、そこではインターネット上の住所のようなものであるドメインネームを使うことが多く、このドメインネームを管理するサーバーはアメリカ合衆国と日本とヨーロッパにしかない為、それらの地域への通信が途切れれば実質的にインターネットが使えないことになってしまいます。

できるだけ切れることがないような仕組みが実現できているのは、結局そのサーバーが多量に存在するアメリカ合衆国の一国内でしかないのが現状です。
それ以外の国では、状況に依っては非常に脆いシステムとなります。

以上、インターネットワークの仕組みの説明でした。