販売管理システム”QuestPlus”～消費税率の設定～

皆様こんにちは。
今回はQuestPlusの消費税率の設定と実装されている機能につきまして、先日お客様からご質問のありました事を交えてご説明したいと思います。

まず基本的にはどのプロジェクトにもシステム設定があり、消費税率とその施行日を設定する機能があります。
そこには通常消費税と軽減税率消費税の２種類を設定できるようになっております。
伝票入力や締切更新等ではこのシステム設定を参照して動作します。
軽減税率消費税の設定は、そのプロジェクトで軽減税率の対応が必要なプロジェクトのみ参照します。

伝票日付を基準に通常消費税の施行日を参照し、そこに該当する税率を適用する。
という流れになります。

ここで注意しないといけないことがあります。

例えば、新しい税率が施行される事が決まったとします。
そこで施行日と税率を設定する前に、新しい税率の施行日以降の日付で入力すると、旧の税率で計算されます。
そのあとで、システム設定で施行日と税率を設定しても、入力済の伝票は再計算されません。
この場合は、お手数ですが伝票を入力し直していただく事になります。

ここでお客様からありましたご質問です。

税率が切り替わる日付が請求期間の途中に含まれた場合はどうなりますか。です。

請求期間の最後の日の翌日が切り替わる日付であれば問題ありません。
ただ、請求期間の途中に切り替わる日付がある場合は請求更新と請求書印刷を２回に分けていただく必要があります。
１請求期間に複数の税率が含まれる場合はエラーとしています。
その時期だけ２枚に請求書が分かれますが計算は正しくされます。

ここでご要望として多いのが「１枚にしたい」です。
この部分についてはプロジェクトを改修しなければなりません。
ただ、これに関しましてはシステム保守にご加入いただいていればその範囲の中で改修しご対応いたします。

経験豊富なスタッフがQuestPlusにつきまして、ご相談させていただきます。
システムの入替、機能追加をご検討中であれば是非お問い合わせください。