株式会社東洋のシステム開発は、無駄のない仕様をはじめ、簡単な入力画面や検索機能が人気です。
システムソリューションのメンバーがその素晴らしい機能をひとつずつ紹介いたします。
今回も、弊社で開発しております販売管理システムQuestPlusの主コンピュータ言語であるJavaの一部の言語仕様を紹介させて頂きます。(その8です。)
今回も、制御文についてで、特にその中のreturnとメソッド呼び出しについてです。
Javaプログラムでは、メソッド単位で上から順に下へ順次処理が行われます。
上記の「main」メソッドを実行すると、「a」に「1」が設定され、「args」が「null」でなくかつその配列の要素数が1より大きい場合、「a」には「args」配列の1番目の要素の値を数値に変換した値が設定されます。
それから「a」を引数に「method1」メソッドが呼ばれます。その中では、「System.out.println」を行って終了し、「main」メソッドに戻ります。
次は、上記の「method1」メソッドを「int」型の値を返すように改造したものです。
「method1」メソッドを実行して得た値を「b」に入れ、「a」と「b」の値を表示します。
「method1」メソッド内では、「a」の値を表示した後、「a」が「5」より大きければ「a」から「2」を引いた値を返します。
そうでなければ、「a」に「2」を加えた値を返します。
「method1」メソッド内の例にあるように、「return」を使うと処理を中断できます。「a」が「5」より大きければ「return」しますので、それより後の処理は行いません。
値を返さない(メソッドの返値の型がvoid)場合でも、同様に中断できます。
以上、Java言語の一部の言語仕様の紹介でした。
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