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プリミティブ型変数の計算「演算の省略形について」

今回も、弊社で開発しております販売管理システムQuestPlusの主コンピュータ言語であるJavaの一部の言語仕様を紹介させて頂きます。(その4です。)

今回は、プリミティブ型変数の計算について前回の続きで、演算の省略形についてです。

上記の計算で「a++」の結果は、「3」となります。「a++」とは、「a = a + 1」と同じです。
同様に、「a--」の結果は、「2」となります。「a--」とは、「a = a – 1」と同じです。
このように、良く使われる演算表現には省略形が用意され、楽に記述できるようにできています。

次は、「+=」や「*=」という省略形です。例記していませんが、プリミティブ型変数に使える記号の演算子は全て使えます。

「a += 3」とは、「a = a + 3」と同じです。
「a *= 4」とは、「a = a * 4」と同じです。

aという変数だと余り有り難味がないかも知れませんが、これが「value[index – index2]」などの配列要素だと2回書くのは面倒であるだけでなく、間違いも起こり易くなります。そういう場合でも、この省略形を使うと1回の記述で済む訳です。

このような省略形の用意されている言語は、最初に覚える手間は発生しますが、その後は、早く正確になるという利点があります。

以上、Java言語の一部の言語仕様の紹介でした。